半分野良猫な社労士の憂鬱

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社労士体験記外伝(3)「2年連続で同じ銘柄のテキストを使ったわけ」

同じテキストと言っても昨年の使いまわしではなく、当然新年度の最新版を買っています。同じ出版社の同じ銘柄のテキストを使いました。今回はその理由です。体験記本編でも少し触れましたが、今回はそれを詳しく話していきます。

 

使ったテキストは2年連続これです。 

最大の理由は同じ銘柄だと「中のレイアウトが同じ」ということです。

どのテキストも中身は似たようなものですが、書体やレイアウト、章立てや文章に違いがあります。同じ出版社の同じテキストだと年度が違ってもそのあたりの変更があまりないまま、法改正情報が追加修正されるという形になります。

 

勉強するとき、頭に入れる時に論理的に記憶する方法と画像記憶で覚える方法がありますが、どちらもおおもとの文章に類似性があったほうが頭に入りやすいです。

 

よく聞く話で「去年この本には載ってなかったけど別の本には載ってたところから出た」という理由で出版社を乗り換える人がいますが、個人的にはお勧めしません。今年もそうである保証はどこにもありませんから。

 

ましてや、いろんな出版社の市販テキストを何冊も買うこともおすすめしません。載っている情報の大半は同じですし、レイアウトが違うのでかえって混乱します。

 

初挑戦の場合はどの出版社のテキストでもそれなりのページ数(1000ページくらい)があればどこでもいいのですが、2年目以降はうかつにテキスト変えないほうが、個人的にはメリットが大きいと思います。

 

ついでなので「去年のテキストを使うことの是非」もお話しておきましょう。

「やめとけ」の一言です。

自分で法改正情報を調べて追記修正したところで、限界がありますしテキストが汚くなります。別に汚くなってもいいじゃねえかという人はそれでもいいかもしれませんが、改正を全部網羅するのは大変ですしそこに判例通達ともなるとさらに大変です。そんな時間があるなら厚労省HPで統計見ていた方がましかもしれません。

 

私がいくらケチでもそこまでケチらなかった、ということです。