昔は週の労働時間は業種問わず44時間で土曜日出勤が当たり前だったそうです。週休2日なんてここ30年くらいの制度だったりします。
それが週労働時間40時間になり完全週休二日の会社がかなり増えました。今またどこかの審議会で「選択式週休3日制」が議論されています。もっとも給料そのままで週休3日になったらそれはそれでうれしいような。
ただまあ休みが増えて仕事量が変わらないと軽く死ねますので、多様な働き方なんて話にもなってくるわけです。もちろん仕事の見直しや効率化(そのうちの一つが「本来の」テレワークだったわけです)も必要ですが、この20年くらいは国がいろいろ考えて、その結果として現れたのが「非正規労働者」や「派遣労働者」ですね。本来の使い方ではなくて「不本意」がついてしまうと社会問題になっちゃいます。
まあ「不本意正社員」もかなりの数いるとは思いますが。
労働人口が減っていく中で一定の経済成長率を達成するためには人をどううまく使うかと言うことにもなります。そこを中小企業単位で考えていくのが社労士のお仕事ということにもなるのでしょう。
週休3日でお給金が減った時に頭をよぎるのが「副業・兼業」です。最近は副業緩和の方向にありますので、早速何かしている人もいるでしょう。副業は何かしらの技術があれば始められますし、兼業も体力しだいで何とかなるのでしょう。
ただどちらも「不本意」がつくとまた社会問題化しそうですね。今でさえパートトリプルワーク困窮者が問題になりますから。
仕事と生活の両立って難しいですね。隠れてコミケに出したり地下ライブに出たりしているレベルが一番両立できるタイプなのかもしれません。
隠れオンライン開業社労士やったらバレるかな?バレるよなあ…