副業兼業の自由化・多角化が叫ばれて久しい昨今、社労士という資格はサラリーマンとして生活している方でも起業しやすい資格と言えます。夜や週末だけ開業社労士として活躍すればいいわけです。
無論事務所を開くわけですから開業登録となり、毎年の「みかじめ料」も10万くらいと多額にはなるのですが、それをしのぐ収益を得れば副業として成立しますし、またいきなり独立開業はちょっと…という人にとってはリハーサルにもなります。
別に特別に何か用意しなくてもいいわけですし、パソコンとプリンターとネット環境があれば手軽にできるのも魅力です。
ではなぜ半野良は週末開業をせず「日本一仕事をしない勤務社労士」をしているのでしょうか。
理由はたった一つです。「休みくらい休ませろ」ただこれだけです。
要はそこまでのバイタリティがないわけですね。休みの日はゆっくり休みたいですし、空いた時間はいろいろ用事があったり御本を読んだりです。考えようによっては「月1件障害年金の手続きの依頼があれば副業として成り立つ」気はするんですが、そこまでの元気がありません。
またヘタな週末開業をやってしまうと平日にまで社労士業務が食いこむことも考えられます。帰宅後もゆっくり過ごしたい私としてはそれもつらいです。
もっともそれで稼げるのであればそれに越したことはありませんし、やる気にもつながるかとは思いますが。
ただ最近休みの日の睡眠時間がけっこう長くなっている気もしますので、やはり体と言うより精神力が続かない気がします。
やってみたいと思いつつ、やっぱり休みは休みたいなあ、と。