社労士手帳ってご存知でしょうか。背広の胸ポケットに入るくらいの小さなダイアリーです。ですが、ただのダイアリーだと「社労士」がつく意味がありません。
ダイアリー部分にはその月の労働社会保険諸法令関係のイベント(例えば今月から労働本家の年度更新ですよ、みたいな)が記載されていたり、後半部分にはいろんな手続きに必要な添付書類やちょっと忘れそうな数字日数や法規定などが簡潔に(とはいえけっこうな文量で)掲載されています。そして親切なことに全国各地の社労士会・労働基準監督署・年金事務所等々の関係機関連絡先、さらには社労士法が掲載されているという、まさに「社労士のための手帳」です。
何がすごいかって、労災・障害年金に使えそうな負傷部位を調べるための骨格図もあり、各関節の名前も載っています。これで「○○関節ってどこよ」とか悩まなくて済みます。
都道府県会によって温度差があるかもしれませんが、うちの会は毎年年末くらいにこれ1冊送ってきます。出先で「えーとあれ何だっけ」とかいう時に便利そうですが、いかんせん文字が小さいですので老眼の人にはキツいかもしれません。
また、注文すれば大量に買えます。事務所名を入れるサービスもありますので顧問先等にバラまくこともまた可能です。
まあ、スマホがあればあまり意味をなさないかもしれませんが、サイズの合った手帳ケース買って中に鉄板でも仕込んでおけば銃弾を防いでくれるかもしれません。
ちなみに事務指定講習組は教材についてきます。通信講習過程で使うためだそうですが、実際使った記憶が無いです。どこで使うんでしょう、年度によって少し課題が違うので使う年もあるんでしょうか。
登録した暁には簡単に入手できますのでぜひ業務にご活用ください。