前回の記事でも紹介しましたけど、10月に入ると2022年度版の市販テキストが次々と刊行されていきます。ここから試験まで約10ヶ月ですので、独学者にとっては長い長い社労士試験ロードの始まりとなります。
とりあえず「半野良が独学時代2年連続で使った」TACのテキスト(10/9発売)の表紙画像が追加されたので貼っておきます。
以前別記事で「別にテキストなんてどこでもいいよ」という話をしましたし、さらに言うなら私も「本屋にこれしかなかった」という理由でこのテキストを買ったわけですが、あえていい点を挙げるとすると「2分割できるので持ち運びやすい」「それなりに理解はしやすかった」です。
何で「どこでもいいよ」と言うかは別記事がありますが、試験の重要ポイントや頻出項目はだいたいどのテキストも押さえています。あとはフォントとか色合いとかの好き嫌いの話になって来るので、どこでもいいと言っているわけです。
ただしこのテキストだけやってりゃ合格できるわけではありません。一般常識に関する記載は(どこのテキストもですが)他の科目に比べて必然薄くなります。と言うか網羅はほぼ不可能です。またあくまで「基本テキスト」ですので、細かい点や疑問点は自分で調べないといけません。
TACには「1科目1冊」タイプの「よく分かる社労士シリーズ」があります。
これは基本テキストに比して詳細な内容となっているようですが、いかんせん1ヶ月に1冊ずつ発売になっていて厚生年金法が出るのは例年3月です。そこまで年金の勉強ができないのは痛いですので、前者の「基本テキスト」で勉強しつつ、1冊ずつ購入してより深く勉強していく形を想定していると思われます。
今回の記事はまるで「TACの回し者」みたいな内容になりましたが、テキストはご自身の好みでいいと思います。ただTACのテキストが「悪い」とは口が裂けても言えません。
だってこれを中心に勉強して合格したんですもの。