業務の分担がまた変わりましたので、後任に引継ぎをしなければなりません。短い間担当した仕事ですが、前任はすでにおらず新任は何も知らず、私のみがその仕事を知る立場ですから仕方ありません。
で、引継ぎ日の話をしていたら上司に「綿密な引き継ぎ書を作ってきちんと引継ぎしてね」と言われました。
…あの、私この業務の引継ぎ受けたとき、A4の紙ペラ1枚だったのですけど。大半は口頭で基本的な引継ぎだけ受けて、あとは迷宮と化しているデータフォルダから発掘したり残された資料からやり方を見つけるなど「やっていることが考古学者」な苦労をしているのですが。
まあだからといって新任にまでそんな考古学者のようなマネをしろとは言いません。それはあまりにもむごい話です。当然引き継ぎ書は作ります。時間は限られていますが作りますとも。
ただ問題は、じゃあ今までそんなずさんな引継ぎしてきたことは不問なんですか、あなたが上司監督しているときも起こっていたことなんですよ、ということです。今に始まった話でもないし、前任が引き継ぎ書を破棄したわけでもありません。連綿と引き継ぎ書無しで引き継がれてきたことに関する問題意識や責任はどうなんですか、と。
まあ何を言っても痛痒も感じないでしょうから言いませんけどね。