よく「何で独立して事務所開かないのよ」と言われます。「そんなに仕事辞めて欲しいのか」と聞き返すと、そうじゃなくてそっちのほうが今の給料より儲かるだろう、と。
社労士目指す人の中には合格したら独立してこれを一生の商いにしようと思っている人も少なくないかもしれません。なので今日はこの話をしたいと思います。
誰が言ったか「社労士は足裏の米粒」なんて軽口があります。曰く、取っても食えない、と。果たしてそうなのだろうか。なんか事務所ビル作ってバリバリやってる人もいますし必ずしもそうとは言えないのでは。
とはいえ、先日お話した月末官報見てると自己都合登録抹消している人も多いし、事務所開いたからと言って必ず儲かるわけでもなさそうです。
じゃ何なのか。考えてみると自営業は何でもそうかもしれません。FP2級(AFP)でも取っただけで終わらせている人もいればコンサルとしてヘタな社労士より稼いでいる人もいますし、何の資格を取ってどうこういうより営業力と突破力なのでしょう。
では勤務社労士はどうか。それほど大幅に給料ドーンUPは聞きませんが、人事労務の要として役付になる例もあるようです。
私はこちら側ですが別に人事労務の仕事してませんし資格手当も雀の涙です。そもそも無資格でもベテランの事務員さんがいます。届出なんかさっさと作ってくれます。
時々思います。勤務社労士なんかいらねえんじゃねえかと。せいぜい労基が来たときに矢面に立たされるだけなんでねえかと。
ただ、困ったときとか何かあった時には呼ばれます。意外と労働社会保険諸法令ってみんな知らないんです。なら人事労務に動かすかもっと手当人事労務という縁の下の力持ちの近くでたまにがさごそネズミ探してる猫みたいなもんでしょうか。だから半分野良猫みたいな社労士なんです。つーかもっと給料上g
結局、儲ける儲けないは社労士の代紋を胸につけているかどうかではなさそうです。