私が勤務社労士になった暁には…ってすでに勤務社労士ですが、社労士の仕事や労務管理の仕事をしていないので社内では社労士とは言えないのかもしれません。
それはそれとして、では実際に勤務社労士として労務管理改革をやってくれと言われた時に、個人的に真っ先にやりたいことがあります。
賃金・人事評価制度の大改訂です。
うちの会社、実はここが機能していません。賃金・人事評価ははっきり言って「中心化傾向」で固定されてしまっています。また誰が何の項目をもってどう評価するかがシステム化されていないので「情実人事評価」「ことなかれ評価」になっています。
これが何をもたらすかと言うと、必然「年功序列的賃金カーブ」です。特に可もなく不可もなくな人も、大活躍している人も、ダメダメさんも似たような賃金上昇をしていきます。
大きな視点で見れば職能資格給制度ですので等級の上昇で賃金に差がついていきますが、5年10年レベルでは大差がありません。
また幹部候補育成のシステムも整っていません。年功でステップアップしているだけです。しかも突然。職能資格の割に職能資格に合わせた職務目標が明確に設定されていないわけです。
大企業と違って長のポストは限られていますし、社員年齢層も偏りがあるところも特色ですけど、人事評価システムに手を入れたいなとは思っています。
ただ一つ問題が。これを実現すると私の待遇が下がったり上がらなくなったりします。やる気に欠け忠誠度もなくタバコ休憩の多い私にはマイナス評価がつくでしょうから。
