半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

本試験の心得(3)「試験中はいろんなことが起きる」

自分の知識を100とします。本試験ではどれくらい出せるでしょうか。6-7割くらいではないでしょうか。後で「何でこんなポカミスをしているんだろう」ということがよくあるということです。

 

内的要因(緊張や不安、あせりなど)もあるのですが、外的要因として試験中に「自分の集中が邪魔されかねない事態」は起こると思っていてください。

 

見聞きした話をフィクション少し混ぜて例示します。

自分の視界に入る位置の受験生が緊張からかずぶぬれの子犬のように終始ガタガタ震えていたり、また独り言をぶつぶつ言うなんて当たり前です。ため息連発なんかかわいいものです。どう考えても「毛髪に酷似したお帽子がおズレになられている」方もいれば、なけなしの頭髪をしきりになでつけるのがクセの方もおられます。

 

試験中に寝る人もいます。やる気がないのか、ありすぎて前夜勉強しすぎたのかどちらでしょうね。後ろの席の人が突然「ビエクショーン」と口も押えずくしゃみをすることだってあります(今年はコロナ対策でマスク必須・ディスタンスだから安心ですね)。

 

中には緊張か何か知りませんが突然ブッ倒れて係員に運び出されて、しばらくしてどこからともなく救急車のサイレンが聞こえるなどということもあります。

 

スマホが鳴ってしまい「んだようっかりだろ許してくれよ見逃せよ」と会場内で問答が始まることもままあります。問題が解けないからか突然泣き出す人もいます。嗚咽しながらも必死に問題に取り組む姿はまさに受験生の鑑でしょう。

 

別にこういった方を揶揄するつもりはありません。ただ、自分は万全でも周囲が万全とは限らないのです。そして前もって「そういうこともあるけど、自分は自分」と心がけておけば、少しは平静が保てると思います。

 

本試験中は何が起こっても不思議ではありません。むしろ何かが起こると思ってください。