今回は比較的有名な「検定系」と社労士との親和性を探ってみようと思います。
・漢字検定
顧客からすれば社労士は「勉強ができる」と思われます。ですから何かに書きながら説明している時に「ありえない誤字」例えば「労働」という字を「労動」と書いたりすることは、信頼性はおろか人間性まで疑われます。
パソコン・スマホ全盛のこの時代、予測変換でいろんな字が出てきますからなお間違いやすいです。恥をかかないためにもぜひ必要な資格です。
・英検・TOEIC
グローバル社会の昨今、外国人労働者も増えてきました。彼らから労働相談を受けることもあるでしょう。そんな時に「ワタシエイゴワカリマセヌ」では何のための社労士か。とはいえ大半の社労士が英語を話せるかと言えばそうではありません。英語に強いということはビジネスチャンスでもあります。
ちなみに半野良は英語が超苦手です。困ったらスマホか何かで翻訳すりゃいい。
・珠算検定
ともかくかっこいい検定です。顧客の前で難解な年金計算や労働保険料の計算を瞬殺で暗算。かなりの尊敬のまなざしで見られ信頼度は大幅にアップすることでしょう。またこの世から電気というものが消えてなくなっても、そろばん一つあれば計算ができます。万一に備えるという意味でも、ぜひ。
ちなみに半野良は暗算が苦手です。そもそも計算機があるし。
・日本語検定
日本人なのに?と思ったあなたは甘い。正しい日本語が使えていますか?大切なクライアントを前に「本日はお越しくださりやがり、ありがとうございます」とか言っていませんか?
正しい敬語、謙譲語の使い分けは難しいもの。正しくできている人は本当に少ないです。ビジネスマナーとして必須かもしれません。
・日商簿記
ともかく必須と言えます。開業すれば自分のところの経理は自分でやらないといけません。デタラメやって申告すると税務署に目つけられますし、社労士先生がそこらの「確定申告相談会」で教わっているなんて見られたら沽券にかかわります。また中小企業では勤務社労士として「総務部無双」が可能です。
いかがでしたか。「そんなもの中学生や高校生が取るものだろ」という思い込みは捨てて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。