私は企業勤務社労士として登録していますが労務管理の部署にいない、半分野良猫みたいな「たまにご意見番」な社労士です。別部署の日常の仕事は大変で毎日が(精神的に)デスマーチと化していますが、それはご愛嬌。
たまにですが、あまりにも勤務社労士としての仕事がない(と言うか声を上げればいろいろあるのですが、呼ばれるまで黙っている)ので、ちょっと社労士人生を面白くするために「労基署を呼んでやろうか」と思う時があります。
以前どこかで書いたかもしれませんが、労基署の立ち入り検査って2種類あって、一つは管内の企業をランダムチョイスしてやってくる検査と、もう一つは何か違反やっているというタレコミがあってくる検査です。呼ぶという意味では後者になります。
古い言葉で言うと「マッチポンプ」というやつです。
とはいえ別に労基署にお出ましいただくレベルの法違反があるほどブラックでもないですし、そもそも本当に労基署の検査がきて「半野良、ちょっと立ち会ってくれ」と言われてもそれはそれで面倒くさいことになるので御免こうむりたいところですが。
実際開業社労士になると顧問先様から検査の通知が来たので立ち会ってくれとか言われたりするそうです。またバリバリ勤務社労士として労務管理やっている人にとっては「何か文句あっか労基署」と言い張れる檜舞台でもあるでしょう。
まあいずれにしても「面白がって呼ぶものではない」ですから、わざわざ匿名で虚偽事実申告して呼びつけるなんてマネは断じてしませんけどね。
それはそうとして、実際何かの折に労基署の検査が入ったらうちはどうするんだろう。個人的には遠目でニヤニヤ見つめていたいなあ。