合格した年の話ですが、試験が終わり帰途につくため電車に乗り、キリンラガーを飲みながら思っていたことがあります。
一番考えていたのは「最後で書き直した問題の是非」ですが、もう一つは「少なくともしばらくの間はあの勉強をしなくて済む」という、ほっとした気持ちでした。
「もっと勉強しとけばよかった」ではなく「しなくて済む」です。このブログを書いていて後から考えればもっと勉強ができたはずなんですが、当時はそうは思わなかったです。はたから見ればは別にして、当の本人としては「限界までやりきっていた」のでしょう。
別に合格の自信があったわけでもなく、むしろ手ごたえが分からないし択一に至っては試験中の記憶があまりないレベルでしたので振り返りようもないのですが、少なくとも試験終了直後はそんな感じでした。
たぶん結果が出て落ちてたら「もっと勉強するんだった」と後悔するんでしょうし、明確に自信がなければ試験直後に後悔するんでしょうが、不思議にその手の後悔はなかったです。
あと考えていたのは「職場とかいろいろ迷惑かけたなあ。ありがとう」でした。これは素直にそう思えました。なのでおみやげ買って関係各所に配って歩きました。
疲労はかなりのものでした。けっこうヘビーな出張研修いろいろ経験してますが、ここまで疲れるのはそうはありません。脳みそフル回転させたのか、アウトプットの練習をほぼせずインプットばかりしていたせいかはよく分かりません。やってることは在宅模試と同じはずなんですが。
疲労と「やり切った感」でそのうち寝こけてしまう(そして乗換駅を過ぎてしまう)、そんな試験の後でした。
皆さんも結果はどうあれ(もちろん合格が最高ですが)「もっと勉強しときゃよかった」ではなく「やり切った」という気持ちで帰宅できるよう、努力を陰ながら応援しております。