ご存じのとおり、社労士試験は午前の選択式と午後の択一式に分かれます。部分合格制度はないのでどちらかでも合格基準点を下回れば不合格です。
午前の選択式にある程度手ごたえがあれば、大半の人は午後の択一式に気合を入れて望めます(中には私のように「落とせないプレッシャー」に襲われる弱い人もいますが)。ところが、午前の選択式の手ごたえが「怪しい」人はどうモチベーションを持って行ったらいいでしょうか。
答えは「午前のことは忘れること」です。間違っても昼休みに答え合わせなどしてはいけません。そこで結果を知ってしまうと(それも悪い方向に)択一なんかやる気がなくなってしまいます。
せっかくの本番の舞台です。午前の結果がどうあれ、午後の択一は全力を尽くしておかないといけません。たとえ選択で1点2点科目があったとしても、可能性ではありますが補正もありえます。
なのにやる気なくして帰ったり、択一を適当にやってしまい合格基準点に届いていなかったりしたら目も当てられません。
また、縁起でもない話ですがもし選択で取りこぼして不合格だったとしても、択一は高得点取れていたとすれば、試験勉強は間違っておらずまた知識も備わっていた、と来年の試験に向けたモチベーションになります。選択は択一以上に時の運の要素があります。
本気で取り組んだ試験勉強です。最後まで全力を尽くしてみましょう。勝負はゲタを履くまで分かりません。