オリンピックやってますね。いろんな競技でメダルが決まっていっています。その中で、大本命と目されている選手が予選落ちしたりダークホース的な選手がメダル取ったり、順当でない決着というのがあるのもスポーツ系の面白いところなのかもしれません。
少なくともオリンピックに出るくらいのアスリートになるとメンタルコントロールやフィジカルコントロールは群を抜く存在なわけですが、それでも調整失敗もあれば油断、不運もあるわけです。その逆もまたしかり。乗りに乗って普段以上の力を出したり、ここ一番のチャンスを逃さなかったり、そこにドラマがあるわけです。
社労士試験も同じなのかもしれません。模試でトップレベルの成績を取っていた人が本試験で何回も落ちたり、あまり勉強できなくて自信がなかった人が受かってたり。いつもならできるはずの問題が解けなかったり、逆に消去法で追い込んで正解出来たり。
何にしてもそうですが、本番の舞台には魔物が棲んでいます。それが吉と出るか凶と出るか(まあ凶と出るから魔物って言われるのですが)は人それぞれなんですが、良くも悪くも何が起こるか分からないのが本試験です。
個人的に、フロックでも補正でも紙一重でも何でもいいから合格したほうがいいと思います。たった1点で社労士先生とただの人を分ける過酷な現実があるわけです。
ただその大舞台で何かを成し遂げるためにはやはり努力は必要です。勉強せずに合格できる確率はゴルフのド素人がホールインワン出す確率と似たようなものかもしれません。
「魔物」と悪い言い方をしましたが、「不確定性」と言ってもいいかもしれません。もっと言い換えれば「チャンスの女神さま」なのでしょう。
順調に行っている人は足元すくわれないように、まだまだの人は最後まであきらめずに、勉強して本番に臨みましょう。