何回受けてもあと少しで落ちてしまう。いつまでたっても合格できない。中にはそんな人もいるかもしれません。そうするとついつい「自分は社労士試験に向いてないのではないか」「他の資格に変えようか」「縁が無いのかな」と思ってしまいがちです。
そういう時に思い返してほしいことが2つあります。
一つは「なぜ社労士を志したか」です。動機は人それぞれで以前このブログでも紹介したことがありますが、そもそもそれほど簡単でもないこの資格をなぜ受験しようと思ったか、を思い出してほしいです。
気持ちが折れかけた時は初心に戻るのが一番です。
もう一つは、これは心の持ちようでもありますが「もっと勉強しろ将来のために」と言われているようなものだ、と思うことです。私自身は初挑戦の時に「書き直しさえしなければ合格」していました。ただもし仮に書き直しせずに合格していた場合、かなり知識がうすっぺらい社労士になっていたと思います。もう1年本腰入れて勉強したからまだそれなりに知識が頭に残っている(とはいえ試験問題解いて落ちるくらいですが)と思ってます。
勉強すればするほど知識は頭に確実に残っていきます。今年落ちたのは「もっと基礎を積め」という何かの思し召しだろう、と思うことです。
もちろんどんな形でも合格するにこしたことはないし、私自身こんな試験二度と受けたくないですし、「合格しているから言えることだ」と言われればそれまでですが、そうとでも思わないと気持ちは簡単に折れてしまいます。
来年に向けて奮起したいけどちょっと今は心折れそう、という人は上記の2つ、ぜひ考えてみてください。