半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

社労士試験、箸にも棒にもひっかからない場合

よく「あと1点で泣く」と言われる社労士試験ですが、そこまですらたどりついていないという事例もあると思います。今回はそんな方向けのお話。

 

何が足らないんでしょうね、と考えたら、個々人の能力例えば暗記力であるとかアウトプットであるとかという能力的な側面もあるとは思います。やればできる子とやってもできない子というのは義務教育時代から存在するものです。

 

ですが、やればできる子なのに「やっていない」というのが一番大きなところだと思います。1年間毎日3時間は勉強してようやく当落ラインというのが個人的な感触ですが、果たしてそこまで熱量持って取り組めていたのかどうか。

 

テキスト1周2周した程度ではあの試験は解けません。これは好きな小説を1度2度読んだくらいでは、あらすじは覚えられてもテストにされたら解けないのと同じです。ともかく頭に叩き込むには、やり方はどうあれそれだけの時間はやはり必要です。

 

何度受けても選択で0点科目があるとか、さっぱり分からないとか、択一で30点台がようやくだという人は勉強時間が圧倒的に足りないのではと思います。

 

そうではない、一年で1000時間は勉強したけど箸にも棒にもかからないんだ、という人は、やり方か能力だと思います。もし能力だとすれば時間をさらにかけるしかないですし、やり方に問題があるとすればやり方を変えるのがいいのでしょう。ただしこの「やり方を変える」というのは非常に難しくて、何が一番自分に合ったやり方なのか、結果が出るのに時間がかかるのでバクチになります。バクチでも一度始めたやり方を途中で中途半端に変えるのはあまりおすすめできません

 

それなりに取り組めば合格ラインまではいける試験だと思っていますので、あとは「情熱」の世界でしょうか。

 

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