半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

夢見る「労働基準監督署立入検査」

よく「労基が来るぞ」とか「労基が入るぞ」とか言いますが、まるで悪霊か何かのように言われるこの労基って何かというと、言わずと知れた労働基準監督署です。どういう権限を持っている役所かはもう言う必要もないかもしれませんが、平たく言うと労働法令きちんと守っているかチェックする役所です。

 

なので別に邪悪な存在ではないのでまっとうな企業さんは恐れなくてもいいです。

 

労基の立ち入り検査って2パターンあるらしいです。1つは定期と言いますか、特に理由なくやってきていろいろ守っているかどうか検査に来るとき。もう1つは、こちらがちょっと要注意なんですが誰かが「あそこ労働基準法守ってないぞ」とご注進して臨時で検査に来る時です。ドキドキするのはたぶん後者です。

 

一般的にあまり知られていないことですが、労働基準監督官は労働法令において司法警察員であり逮捕権があります。と言うことは、そうです。手錠持っています司法警察員であることは知っていても手錠持っていることを知る人は少ないです。ちなみに、拳銃は持っていません

 

そして検査と言うと予告なく突然ドアを蹴り開け「労基だ!手を上げろ!お前たちに黙秘権はない!」とか言って現れるイメージがありますがそんなことはありません。事前に日時言ってきます。そして都合が悪かったら日時を変えてもらうこともできます。

 

開業の社労士さんとかだと顧問先から検査に立ち会ってくださいとお願いされることもあると思います。企業勤務社労士さんだと自社の検査に立ち会うこともあるのではないでしょうか。労働法令のプロとして労働法令のプロの検査に立ち会うのはなかなか緊張することかもしれませんね

 

ちなみに私はそんな検査に立ち会ったことも無ければ労基がきたこともありません。ただ田舎ですのでいつ「当たり」を引いてもおかしくはないのかなと思います。「上」から「立ち会って」と言われたら、どうしようかな。怖いし

 

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