昨今盛り上がっているウクライナ問題ですが、今日とうとうロシアの軍事侵攻ということでニュースが占領されています。今日一日、この問題を社労士と関連付けて何か記事にできないものかと考えてました。
ところがウクライナと社労士会連合会は別に何の関係もないし、国レベルでも社会保障協定も結んでいないということで、あまり関係が見いだせないわけで、爆撃されるシーンを見て「これが日本で起きたらこれこそ不可抗力による休業になるのかなー」とか思うのが精いっぱいです。
ただ一つ思うことは、これは別にウクライナだけの話ではないのですが、ご存じのようにこの騒動で世界各国の主要株価指数が激落しています。日経平均も26000円を切り年初来最安値を更新しました。反面産油国・農業国の紛争ですからエネルギー・商品先物が爆上がりしているわけです。とすると景気の先行きも世界的に不透明になります。
何が言いたいかと言うと、iDeCoあたりで海外投資商品選択している人はヒヤヒヤしているのではないかということです。iDeCoやるくらいの層ですからまさか利率0.0何パーの「定期性預金商品」を選んでいるとは思えず、多くの人が「国内国外資産バランス型投資」あたりを選んでいると思いますが、なかなかのナイアガラっぷりです。
もちろん投資=自己責任、iDeCoに元本保証などというものはありませんのでリスクを取る以上仕方ないですし、もともと投資は短期的視点では見てはいけないのですがどうしても人は目先の損得に踊らされます。
この手の年金制度設計も社労士のお仕事の一つですから、こういう時こそ中長期的な視点の大切さを説く、むしろ値下がりの今、毎月の拠出金額は変わらないドルコスト方式なわけで、値上がり局面になるとハイリターンと化す可能性も含めて説明していくチャンスなのかなと。
と、日々すごい勢いで値下がりしているNISA口座を見ながら震えている私が言ってみます。NISAは損切りができるからまた迷うんですよね。