社労士登録したら9000円くらいで買えるようになる「社労士バッジ(別名・代紋)」ですが、以前も話したようにこのバッジ自体が社労士としての身分を証明するものではないので特に着用の義務はありません。ただしハローワークや労働基準監督署などに社労士として行くときや、顧問先様への訪問の時はつけておくと「社労士だ」と分かりやすくて良いです。
そんな社労士バッジですが、服のどこに着けたらいいのでしょう。スーツなら愚問ですね。男性なら襟のフラワーホール、女性でフラワーホールがなければ左襟のどこかです。
問題はスーツを着ない「夏」です。襟をボタンで留めるタイプのワイシャツならボタン穴を利用する手もありますが、いまいち首に近すぎてしかもプラプラしてあまり格好いいのではありません。女性ならなお困るところです。
そこでいくつか方法を考えてみます。
夏場でもネクタイする男性は、安いタイピン買ってきて細いドリルで穴空けてタイピンに装着できるようにすれば便利です。女性の場合はブローチ状に加工してもいいかもですね。
クールビズでネクタイしないよ、という場合は、だいたいどこの社労士会でも証票(社労士であることを証明する小さな手帳大の証明)以外に、カード大ネームプレートみたいな「社労士会会員証(写真付き)」というものが発行されます。これは官公庁に行くときに装着しとかないといけないので、そのネームプレートにつけてしまうという方法があります。
もっと言いますと、別に夏場は「つけなくてもいい」です。
さて話は少し変わりまして、結婚式や葬式の時に社労士バッジをつけてもいいものでしょうか。
先様の作法がありますので難しいですが、葬式の場合はつけないほうがベターです。同僚社労士の葬式とかだと悩むところですが、ポケットに忍ばせておいて「つけている社労士が多い」場合にはつけたらいいでしょう。
結婚式は別に自由です。つけておいてもかまいません。ただ「社労士として結婚式に招かれている」場合以外はあまり意味がないかもしれません。さらに言うと結婚式は酒が入りますと紛失の恐れが大きくなりますのでご注意を。
社労士登録した際には思わずつけたくなる社労士バッジ。できるだけスマートにつける方法を考えてもいいのではないでしょうか。