日常でよくあることなんですが「そのうちやろう」「時間があったらやろう」と思うことは、だいたいいつまでたってもしません。仕事の上だとよっぽどやばくならないと手を付けないとか、他の圧力がかからないとしません。
なぜかというと「そのうち」の定義が明確ではないからです。定義が明確でない状態で先送りするとそれが延々と続いてしまいます。
勉強をする上でも「ここはそのうちやろう」「ここは別の機会にやろう」と考えていると、たぶんいつまでたってもしません。そう思うこと自体が心のどこかで「回避」を願っているからです。
ですからこのような場合には「いつやる」を決めるか、「今やる」かの二択です。今やるは最善の一手ですが、先延ばしするなら期限を決めることが大切です。すでに述べたように、人間余り気乗りしないことや面倒なことをやるのには一定の圧力や踏ん切りが必要です。それを設定してしまうのです。
「そのうちっていつ?」は常に意識して勉強や日々の生活を送ったほうが、いろいろ物事がすすんでより有意義だと思います。
そんなこと言っている半野良はどうなんだよ、と思われる方がいるかもしれません。ご安心ください。面倒なことは常に先送りして、抜き差しならなくなった頃合いにようやく手を付ける派です。
どの口が言っているんだと思われるかもしれませんが、それで痛い目やしんどい目に遭ったことは数知れず。そしていまだに懲りていない。そんな経験を皆様にはしてほしくないから「この口が」言っているわけです。
特に勉強においては、どこぞの先生のセリフじゃないですが「今でしょ」です。