社労士試験は労働基準法・労働安全衛生法・労働者災害補償保険法・労働保険徴収法・雇用保険法・健康保険法・厚生年金保険法・国民年金法の主要8法及び労働・社会保険一般常識の2科目から構成されます。労働社会保険諸法令という言い方をすると法律が何十もありますのでそれはさておくとして、
一般常識を除く8つの法律で、あなたが「嫌いな」科目は何ですか?
私の場合は一番嫌いな科目は「労働保険徴収法」です。覚えてしまえば簡単な法律で、人によってはボーナスステージ扱いされています。本試験では選択式では出題されず、択一試験で6問(労災・雇用で3問ずつ)出るだけです。
その何が嫌なのか。もともと私計算や数字というものが苦手で、先行して嫌気がさします。その苦手意識からいきなり嫌悪感を抱いたわけです。試験では点数取れましたが、勉強はもう何か嫌でした。
次に嫌だったのが「労働安全衛生法」です。選択試験で2問(労基法とあわせて出題されます)。択一試験で3問(こちらも労基とセット)と試験全体に占めるボリュームは低いのですが、ややこしい規則と聞いたことのない単語のオンパレード、さらに令・則と深堀りをしはじめたらキリがない難解さに苦しめられました。
試験勉強において苦手意識を持つことは勉強の効率を削ぐことにもなり、何より1点が天国と地獄を分けることもあるこの試験、苦手科目は作ってはいけないとけっこう必死こいて勉強したのですが、嫌気はどうしてもさします。そしてそれは今でも続いています。
安衛法は分かってくると楽しくなってくるのですが、徴収法は今でも何か嫌です。実務やるとすごい分かるんでしょうけどね。
あなたの「嫌な科目」は何でしょうか。