試験まで残り少なくなってきました。いろんな出版社やスクールが主催している社労士模試もいよいよ佳境に入っていると思います。
模試の出来栄え、点数も勉強到達度を測るという意味では大切ですが、それ以外に気を付けておいてほしいポイントがいくつかあるのでご紹介します。
・時間配分を体感する
社労士試験は長丁場のように思えて、試験内容から考えれば時間が非常に短いです。特に択一式は迷っているヒマなんかありません。どんなに悩んでも1問3分弱以上は時間をかけられません。
模試ではその時間配分が体験できます。どれだけの文量の問題をどれだけの時間で解けるか、それができなかった時はどうすればいいかを本番に向けて考えることができます。
・緊張感を体験する
会場模試では実際の試験さながらの進行・雰囲気で受験することができます。周囲には人がたくさんいます。多数の人の中で同じ問題を解き、大規模模試なら全国順位や偏差値も分かります。本番よりは少し甘い緊張感ではありますが、場慣れという意味では大切だと思います。
・集中力を養う
本試験にはいろんな人がいます。中には変な人もいますし、妙に気になる風体の人もいます。さらにみんながみんな静かに試験を受けているわけではありません。本番でそうなのですから、少し緊張感のゆるい模試だともっと「集中力を削がれる」人がいます。そういう人たちの中でも目の前の試験問題に集中することを身に着けてください。
・自分の弱みを知る
普段の勉強で苦手なところ、流しているところは模試を受けると分かります。やっぱり理解が浅くて解けなかったり自信がなかったりします。どういう問題がそうだったのか、後日振り返ることで本試験に向けて自分の弱点をカバーできます。
ちなみに、半野良は会場模試は受けていません。初挑戦の本試験が会場模試みたいなもんでした。そういう意味では会場模試を受けられる人は受けられない人よりある程度アドバンテージを稼げると思います。
点数だけではなく、そのほかのメリットにも目を向けてみましょう。