今日は朝からずーっと毒にも薬にもならない会議をしていて、昼に職場に戻ってきたら「安倍さんが撃たれた」と大騒ぎになっていました。最初に思ったことは「この令和の時代にそんなことがあるのか」ということでした。
考えてみれば少し地球儀を動かせば血みどろの戦争や政争をしている国もあるわけですが、日本にいるからでしょうか。そんなことが起こるなんて想像だにしていなかったというのが正直なところです。
思い返せば私が社労士登録をしたのは安倍内閣の頃でした。働き方改革関連法の議論・制定が一番印象に残っているところです。その評価や今回の事件その他の諸々については私風情が何か論ずるところではないので割愛し、他の人に委ねたいと思います。
ただ一つ今回の事件で思ったことを言うとすれば、時間が経つにつれ視聴者提供の動画が次々と(そして一部はショッキングなものもあると思われる)アップされ、報道が引用し、拡散していることに「時代」を感じています。
今やみんなスマホを持っていますから、何かあるとすぐ動画や写真が撮れる、ニュースなどでも報道カメラマンの取った動画ではなく視聴者提供動画が流れるという時代です。
今回も元総理の演説ですので多くの人が集まり、そして動画撮影をしていたと思います。一億総報道記者、良くも悪くもそういう時代なのかなと思います。
この手の話はずいぶん前から言われていることでもありますが、今回の事件を通じてより強く思ったことでした。私が日頃スマホでほとんど動画や写真を撮らないから余計にそう思うのかもしれません。
今回の記事についてどう締めくくったものか分からないほどの衝撃です。