みなさんほめられると何となくうれしくなったり、さらに頑張ってやろうと思いませんか?
私のようなひねくれ者はほめ言葉を額面通り取らないので効果が無いのですが、ほめられて嫌な人はまずいません。
このほめられるという行為が脳内の「やる気」につながるということはいろいろな研究で知られています。幼児教育などでもそうらしいです。ヘタに報酬で釣るよりどんな成果でも「できたところ」をほめて達成感を感じさせたほうがやる気が出るようです。
では社労士試験勉強において「自分をほめてくれる人は誰か」。スクール行ったりしている人はスクール生同志でできるでしょう。SNSやっている人もそうです。ですが冥府魔道の独学の道を選んだ人は、家族知人くらいしかいません。ただ理解者でないとほめるべきポイントが分からなかったりします。
自分をほめてくれる最大の存在は実は「自分自身」です。マッチポンプみたいな感じもしますが、自分で自分の成果を日々認められないと自己肯定感が育ちません。ほんの小さなことでいいんです。と言うか社労士を志して勉強を続けているだけで凄いことです。社労士試験を目指した人の多くが労基法で脱落しています。それを考えれば歯を食いしばって頑張っているだけでもすごいのです。
勉強するなんて当たり前のことじゃないかと思うかもしれません。実際当たり前のことです。ただし当たり前のことを当たり前と考えるのではなく、自分をほめる材料に使うだけでモチベーションは変わっていきます。そしてその方法は「自分の考え方をほんの少し変えるだけ」というお手軽なものです。
そんな簡単なことで気持ちが前向きになれるのであれば、やらない道理はありませんよね。
私みたいなひねくれ者には使えない方法ですが、受験生の皆さんはちょっと考え方を変えてみてください。