先日参院選が終わりました。みなさん投票には行きましたでしょうか。たかが1票されど1票、政治家に太いパイプを持っている人は別にして、参政権を行使できる数限られた機会です。ちなみに私は選挙と言うものは全て投票しています。まじめに投票したかどうかは別にして。
それはさておき、衆院選も昨年でしたのでよほどのことがない限り次の選挙は2025年の参院選です。当面国政選挙がないわけですから、政権与党としてはじっくり(人目をあまり気にせず)政策を考えることができるわけです。
とするとどんな政策が出てくるか、と言いますと、人気取りと言うよりはどちらかというと痛みを伴う制度改正が出てくるわけです。無論選挙でぶち上げた公約をないがしろにはしないと思いますが。
特に一般予算に占める社会保障費の割合は防衛費の比ではありません。ここを削りたくてウズウズしている官僚もいるやに聞いておりますので、その関連の政策が出てくると当然社労士または社労士受験生にとっては「また改正か」ということになるわけです。
もちろん法律は制定して施行は先、ということは往々にしてあることですので日々のニュースチェックは欠かせませんし、ニュースに出ない改正もよくあります。これからメシのタネにする業界の話です。常にアンテナを張っておくべきでしょう。
あと法改正だけではなく世間の動向にも注意です。例えば昨今の物価上昇・賃金動向から考えて、来年の年金の経済マクロスライド発動はほぼ確実です。キャリーオーバー分もありますのでまた年金受給者が激怒するような変動幅になりそうです。
いずれにせよ、いろいろ制度改革が始まりやすい時期に入ったと言えると思います。ニュース等はチェックしておきましょう。