ここしばらく5万人前後の申込者数で推移していましたが、2022年度試験の申込者数が約52000人というアナウンスが試験センターからありました。昨年比2000人増です。
実は昨年から受験料がコロナ対策費用がかかるという話で9000円から15000円に増額され、個人的には申し込みが減るかなと思ってましたが昨年は平年並み、今年に至っては増えているという現象が起きています。
ここ20年で見ると申込者・受験者共に減少傾向にありましたが、ここにきて受験料増にもかかわらず増えたということは何か要因があるのでしょうか。
コロナ禍で勉強していた層が行動制限のない夏ということで受験に傾いたという側面くらいしか思い当たりません。もしかしたら目に見えないところで受験需要が高まっているのかもしれません(副業意識とか)。
他の資格試験のデータは追っていませんのでよく分かりませんが、申込者が多いということは受験者も一定多くなるとも考えられます。ただ受験者が増えたところで、仮に1万人増えたとしても個々の受験生にとってやることは変わりませんし、それで難易度が変わることもまたありません。
例え100万人受験しようが、自分一人合格点に達していればそれでいいわけです。合格定員のある司法書士とかとはまた違います。
来年以降の傾向はさすがに読みきれませんが、社労士という資格に興味を持つ層、試験を受けてみようと思うほど勉強する層が増えるのはいいことなのかもしれません。