半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

よくある労働災害とその防止

労働災害と言うとめったに起こらない事故や病気、と思うかもしれませんが、実はものすごく身近な存在です。

 

労働災害とは平たく言うと業務に起因する傷病なわけですが、それを「傷」と「病」に分けた場合、比率が高いのが「傷」で言うと「転倒・転落」で「病」で言うと「腰痛」なわけです。

 

こう考えると、まあ業種にもよりますが縁遠い存在ではないことが分かります。

 

労働安全衛生法の目的条文にもあるようにこういう労働災害は減らしていかないといけないわけですが、お勤めの皆さんで自分ところの職場に照らして何か思い当たることはないでしょうか

 

まあホワイトカラーの仕事であれば「転落」はそうそうあるものではないのですが、「転倒」は意外と多いです。強い雨になると雨の水滴とかで床が濡れたりします。そうすると転倒リスクが高まるわけです。対策としては足ふきマットを置く。これだって立派な対策です。

 

デスクワークでは労働災害は起きないだろう、と思う人もいるかもしれません。でもずっと座りっぱなしパソコン打ちっ放しは意外と腕や腰に負担がきます。同じ姿勢でずっといるのも良くないんですね。腰痛と言うと介護職とか建設業とかそう言うイメージがありますが、全く違う理由から事務職も多いです。

 

それを予防するためにはどうするか。定期的に休憩を入れて軽く体を伸ばすとか、そういう工夫も有効かもしれません。

 

いずれにせよ労働災害というものは御大層なものではなく、働いている以上何かしらそころに転がっているのではないか、と思い対策を考えるのも必要なのでしょう。

 

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