新しい年度というといろいろ新しいことや気持ちの切り替えの時期でもあります。心機一転頑張ろう、と思う人も多いかと思います。
私にとっては年度末進行の多忙な時期から解放されて、また新たな多忙の日々が始まるというだけのただの「一里塚」にすぎません。
そうそう、新年度の職場体制の変更で仕事が増えると予想していましたが、なんと少し減りました。一見良いことのように見えます。私も給料そのまま仕事が減るって楽になっていいな、と一瞬思いました。
しかしよくよく分析してみるとそれは「ワナ」だったりします。私の手元から離れた案件は「順調に回せていた比較的楽な案件」で、これが若手社員に回りました。手元に残ったのは難物ばかりです。さらに「案件が減ったから、これからより一層困難な案件受けてよね。だって減ったんだから」ということなわけです。
つまり量が減り質が増え、私に流れ込んでくる案件は確実に増えます。たぶん1年後は量も元に戻り質も増加しているという企みです。
いよいよ本格的に心身削りにきているな、という仕事配分ですね。どうしたものでしょう。毎日が綱渡りになりそうです。綱から落ちるのが先か綱が切れるのが先かは分かりませんが。
まあ若手ではないので難易度の高い仕事が回されるのは分かるのですが、別に私はリーダー格でもないしほかにもベテランいるし、何より格が上の社員もいるわけですから困難な案件は率先して受けてほしいのです。
もっとも仕事の配分決める当事者たちが「自分から進んで困難を引き受ける」なんてことはないんですけどね。