「半野良さんはこれ知っているから」「半野良さんはこれ詳しいから」「半野良さんはこれ勉強しているから」という枕詞をつけられて仕事を回されると、もやっとします。
言っているほうは何の邪念もなく、詳しい人に仕事任せた方がそれはそれでいいでしょうから持ってくるのでしょうけど、持ってこられる方からすると何だか釈然としません。
知らなきゃ知ればいいし詳しくなければ詳しくなればいいし勉強してなきゃすりゃいいじゃんとしか思いません。
裏を返せば、そういう枕詞なしで私が得手としない、むしろ知らない仕事も四苦八苦しながらやっている(やらざるをえない)わけですから、私も「あなたこれ得意だからやって」と回していいんでしょうか。
そう考えると、自分は何も知らずに知っている人に仕事投げてる方が楽なのかなと思います。もちろん楽なんでしょうけど、それでいいのかと。
こういう話をすると「お前それ職場で武器になっているぞ。戦力になってていいじゃん」と言われますが、はっきり言ってそんなもの求めていないですから迷惑でしかありません。みんなで詳しくなってみんなで仕事こなしゃそれでいいです。
私も好き好んで職務の知識や周辺知識を増やしたわけではなく、結果としてそうなっているだけの話ですからみんなその機会があるはずなんですけどね。
教えて、ならまだ分かります。もっともこれもそう言っているだけでその実人に仕事投げているだけのことも往々にしてありますが。
私に仕事持ってこないように。