ある時上司に「この案件は半野良さんに頼む」と言われました。クソ忙しい最中だったので無理ですと言おうとしたのですが、言ってもどうせゴリ押ししてくるだけだろうから代わりにある言葉を言いました。
「ところで、私の今の業務量と進捗状況を知っていますか?私何件持ってて今喫緊で回しているの何件ですか?」
さあどう答えたでしょう。「知らない」です。おいおい、知らないで案件上積みしようとしてんのかよ。
そしてその理由がすごいです。「だって報告しないから」。当たり前です。逐一報告していたら一日の1/4が報告で潰れます。まあ何も報告していないわけではないのですが。
挙句の果ては「みんな忙しいよ」です。そりゃそうだ。でも私の忙しさを理解していないのに他の人の忙しさもきちんと理解してますか?雰囲気だけじゃなくてさ。
と、まあここまではグチ。部下が今どういう状況か把握しておくのは上司の役割です。なぜかというと、その情報抜きでは仕事のマネジメントができないからです。
ではどういう時にどう情報収集していくかは、会社や組織によって違いますが少なくとも今部下が何をしているかくらいは把握してないと分からないと思います。もちろんそのためには部下からも情報発信していかないといけませんが、上司側からも情報を取りに行かないといけません。
そういうやりとりがしやすい風土があればいいですね。たまに「例のあの件どう?」と聞くだけでも違うと思います。
まあ下手に中堅だからほっときゃこなすだろうと思われているのかもしれませんが。