10/4に社労士試験合格発表がありました。相変わらず16人中15人が落ちるという過酷な試験ですね。合格された方はおめでとうございます。
合格基準を見ましたが補正科目なしの無風状態だったかなと思います。選択雇用保険はもう少しで補正がかかっていたかもしれません。難問奇問も少なかったですし、勉強が足りていた人にとってはチャンス回だったのかも。
そして受験者総数を見ると、受験料大幅値上げした割には受験者数が増加に転じていますね。終身雇用が崩壊した今、資格取得意識やキャリアアップ意識が強くなっているのか、それともたかだか6000円の値上げには動じないのか分かりません。
合格率6%台というのも定着しつつあるかもしれません。
合格した人はここからがスタートです。実務経験がある人はすぐ登録できますし、そうでない方は事務指定講習を履修してから登録となります。合格者の全員が全員社労士登録するわけではないでしょうが、どんな社労士になりたいかは描いておいた方がよさそうです。
残念な結果に終わった人にとっては、この10月というのは一つの岐路になると思います。来年再チャレンジを考えている人は「何が足りなかったか」を振り返る時間になるでしょう。まああまり時間かけると再スタートがそれだけ遅くなりますが。
合格発表が10月になったので合格した人もそうでない人もいろいろ判断が早くできて助かると思います。
さて来年はどんな試験になるでしょうか。