半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

残業削減の成果

経費削減の大号令の下、残業からペーパーレスから果てはトイレットペーパーまで削減しようとしています。オイルショック時代じゃないんだから、と思います(と言うか生まれてないので知らない)。

 

その成果か何か分かりませんが、今年の上半期の部署内残業時間数は昨年比減少したそうです。上司がにこやかに語ってました。

 

そりゃ結構。ただ、そのしわよせは日中の仕事の密度や量に確実に反映されています。できるだけ残業しないように所定時間内で仕事終わらせなくてはならないわけですから。

 

その方法を各々頭抱えて考えた結果なのだと思いますが、それにしても一つだけ「実は」な話を知っています。

 

階級が上に行けば行くほど、残業時間が減ってないわけです。つまり一番減ったのが「下っ端」。そこから上に行くほど時間が減っていません。つまり上司が一番多いわけ。

 

いやいや、労基法41条該当者(残業代がかからない管理監督職)じゃない上司の残業が多いって問題でしょ。給料単価違うのよ下っ端とは。経費削減なら上司ほど削減しないと、ただ時間数見て満足してちゃだめじゃん。

 

他の部署見てても同じような傾向です。確かに時間数では削減できても、人件費という意味では削減効果は低く、また上司監督職の業務生産性向上はできていない、という結果なわけです。

 

そういう観点から考えないのかなあ

 

ちなみにうちの「管理監督職(法41条該当者)」は定時が来ると即帰ってます。おいおい。

 

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