半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

模試の成績は気にするな

社労士試験の募集も始まり社労士勉強もいよいよ佳境に向けて走り始める時期です。この時期になると各スクール等は社労士試験の「模試」を開始します。もう開始しているかもしれません。

 

この「模試」ですが、一体何のために受けるのでしょうか

 

たぶん「現時点での学習到達度を確認するため」だと思っている人が多いと思います。もちろんそういう側面もあるのですが、そちらにばかり傾倒してしまうと「高得点だから安心して手を抜く」や「低得点だからあきらめる」といった副作用が出てきてしまう可能性もあります。

 

模試は模試ですから成績には左右されないようにしましょう。低得点でも本番までに取り戻せばいいだけの話ですし。

 

じゃあ模試のメリットって何?と言いますと、会場模試の話になりますが「本番の疑似体験」ができる、ということです。多くの会場模試が本番を模して開催されます。時間配分だけではなくトイレタイムなども含みます。また周囲に多くの受験生がいるというのも同じ点でしょう。

 

本番は本番で一種異様な空気感があるものですが、それをある程度疑似体験できます。問題を解くスピード配分も体感できるでしょう。最近本試験は長文化が進んでいます。気の利いたところはそれを意識した模試問題作りをしているかもしれません。

 

また模試ということで、言い方は悪いですが「ダラけた受験生」も多くいます。こういう人の存在は本番に必ずいる「気が散るレベルの変な受験生を気にしない練習」にもなります。

 

つまり模試は点数や到達度を測るのみではなく、本番を疑似体験し緊張や不安を軽くするためのものである、と考えると、ただ受験するより有益かと思います。

 

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連休の過ごし方を振り返ろう

カレンダー通り休める人にとっては割と長めの連休だったと思います。途中邪魔な平日がありましたが、みなさんいかがお過ごしだったでしょうか。

 

私は1日バーベキューに誘われた以外はペンキ塗りをして有機溶剤のにおいと格闘したり、家の片づけをしたりいろいろしていました。遠出はご時世ですからしませんでした(特に行きたい先もないし、本屋もまだ読んでない本が多いし)。

 

もちろん衛生管理者勉強も欠かさず…ですが一日何時間もやっていたわけではありません。相変わらずボルテージが上がりません

 

さて社労士受験を控えている方にとっては貴重な連休でもあります。もう試験日まで3連休は1回(それも7月の海の日)しかありません。しかもそこまで祝日すらないというカレンダー上の砂漠地帯に突入します。

 

そのためこの連休は貴重な勉強時間となったと思いますが、いかがでしょうか。十分勉強できた、充実と言う人がどれだけいるでしょう

 

あまりいないと思います。連休はいろいろイベントごともある上に、勉強時間で「十分やれた」なんて満足感を感じるようなことはたぶんないからです。無論たかが数日の詰込み勉強で能力や知識が劇的に上がることもまたありません

 

連休中あまり勉強ができなかったな、と思う人も、反省はしてもいいですが落ち込まないようにして、本試験までの4ヶ月くらいを日々着実に勉強するようにしてください。もちろん徹底的に勉強やり込んだと言う人もまた同じです。

 

今年の試験に合格すれば年末年始や来年のゴールデンウィークはのんびりできます。合格目指して2か月間祝日のない「カレンダーの砂漠」に突入しましょう。

 

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社労士試験エントリーはしましたか?

ただ今社労士試験の受験申込受付真っ最中です。今年からWEBエントリーの受付も始まっていますが、もう申し込みは終わっているでしょうか。まだの人は急ぎましょう

 

締め切りは5月31日(WEBの場合は23時59分まで、郵送の人は当日消印有効)で、まだ余裕があると思っている人もいるかもしれませんが、試験地選択は早いもの順ですので希望の試験地が埋まった場合、特にコロナ禍の中ですと希望地に会場を確保できずに思いもよらない受験地に回される可能性もないとは言えません。そういう意味でも早めにしましょう。

 

まあ、中にはまだ受験する決意ができていない人もいるかもしれません。もう少し考えたいと思う人もいるかもしれませんが、申し込みはしておくに限ります。申し込みをすると後には引けない気持ちが出てきて勉強への気合乗りも少しは違ってきます。少しでも受験を考えている人はひとまずエントリーだけはしておいたほうが良さそうです

 

エントリーを済ませた人はスケジュールの調整にも取り掛かりましょう。特にお勤めの人ですと試験前、そして試験翌日に年次有給休暇を取りたくなるものです。試験前は勉強のため、試験翌日は休養のためです。この試験、想像以上にスタミナを消費します。試験翌日は(泊りの人は特に)有給休暇を取れるよう調整しておきましょう。

 

年次有給休暇の申請はいつでもできます。何なら今からでもできます。法律上規定はありませんし、多くの企業の就業規則にも「何日前までに申請」とは書いてあっても「何日前から」とは書いてないと思います(いちおう参照しておいてください)。気が早いようですが、試験日はあっという間にやってきます

 

年に一度の試験ですが、申し込みをしないと受けられません。直前になってバタバタするより、とっとと申し込みをしておきましょう

 

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「育休」に代わる名称とは?

東京都だったと思いますが、先日知事さんが「育休の新しい愛称を募集する」とか言っていたような気がします。

 

別に育休が何か別の名前に変わったからと言って本質が変わるわけでもないと思うんですが。例えば私が改名して「チャパチャット・ワンチャイ」になったところで半野良さんは半野良さんです

 

そもそも「育」と「休」の文字が無いと何が何やらよくわからないと思うのですが。さらに言えば「休」の文字のイメージが悪いと言っても休みは休みなのですし、どうしたものやらとしか思えません。

 

カタカナで「イッキュー」にしてしまいましょうか。「いくきゅう」ではなく何か変な疾走感が出てきました。「課長、来月からちょっくらイッキュー取ります」。おお、意味不明感が増していいかもしれません。

 

もっと略しましょう。日本人は略語が大好きです。「イッキ」にしてみましょう。「社長、イッキします」。もう意味不明です

 

英語にしましょうか。育児休業は「Childcare leave」略して「チャリ」。「部長、チャリ取ります」。もはや自転車窃盗です。

 

私に考えろと言われたら、「もう育休でいいんじゃね?育児だし休みだし何より法律用語だろ。つーか名前より取りにくい現状が問題だろ」という超現実的な意見しか出てきません。もしくは上記のように「チャリ」になります。

 

子育て企業認証の「くるみん」とか面白いネーミングだなとは思いますが、何か誰かがそのレベルの浸透しやすい愛称を考えてくれるのでしょう(もっともくるみんが浸透しているか知りませんけど)。

 

皆さんの中に何かいいアイデアがあったら募集してみてはどうでしょうか(22年5月30日締め切り)。賞品が出るかどうか知りませんが

 

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独学勉強法(93)「寝ずに勉強するとどうなるか」

起きて活動しているとそのうち眠たくなるのが人間の脳というやつですが、それにムチ打って眠気をありとあらゆる方法で取り除き勉強を続けるとどうなるんでしょうか

 

私自身が徹夜で勉強をした経験はそれほど多くはありません。何かの折に少し話をしたように学生時代の試験前日くらいのものです。それでも単に「夜寝てない」というだけで、試験が終わって帰宅したら寝てますから24時間のどこかでは寝てます

 

学生時代徹夜でマージャンしたり酒飲んだりしたこともありますが、朝になるとお開きになって寝てますのでこれも少し参考データになりません。

 

完全に徹夜、つまり24時間以上不眠状態で勉強に取り組んだのは後にも先にもただ一度。大学の卒業論文の追い込みの時です。締め切り1週間前でまだ50%の出来という絶体絶命のピンチを迎えたこの時に、1週間睡眠時間を削りに削り完成にこぎつけています。

 

その結果何が起こったか。人って面白いですね。個人差はあると思いますが、不眠が36時間を超えたあたりで記憶は薄れ、思考力は奪われ、脳と手元が別々のことをし始めます。さらに度が過ぎると視界がゆがんだり、幻覚が見えます(なんか部屋の中を黒いものが走ってた)。

 

あと、50時間くらい寝てないと自然と倒れるようにできています。ああ眠い意識が…とか思うヒマはありません。強制シャットダウンです。

 

疲労回復のため栄養ドリンクを1日10本(注:用法用量は守りましょう)飲んでました。何とか論文はできて、いちおう辻褄のあう内容になってたせいか高評価ではありましたが、書いた本人はいまいち理解してません

 

このことから、徹夜や寝不足で何かをするのはあまり効率がいいものではなさそうです。

 

ちなみに最近知りましたが、疲労というものはドリンクや薬で回復するものではないそうです。あくまで疲労を感じにくくする」だけで疲労疲労として残るそうです。ですのでゆっくり寝て、脳をリラックスさせることが大切なのだそうです。

 

徹夜勉強はほどほどに。と言うかやめといたほうがいいです

 

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