「ゆでガエル」って言葉ご存じでしょうか。カエルをいきなり熱湯に入れると驚いて飛び出しますが、水に入れてじわじわ加熱していくと煮えるまでじっとしている、という話です(よい子はマネしないように)。
例年4月と10月は何かしら値上がりしますが、たばこも値上がりしてます。今回の値上がり幅はけっこう痛いです。喫煙人口減少に伴うたばこ税収確保のためのたばこ増税が原因らしいですが、値上がりしてたばこやめる人が増えてまた増税して…なんでしょうかね。
ただ「値上がりしたからたばこやめる」という人を見たことがありません。本数を減らすとかいう話はかなり聞きます。これが一気に「1000円にします」とか言ったらやめる人多いと思いますが、じわじわなのでなかなかやめません。
まさに「ゆでガエル」ですね。
ちなみに何か少しでも値上がりしたら文句を言ったり、税金や保険料など上げる方向で話が進んだらまるで革命でも起こすかの勢いで怒る人たちも、たばこ増税については何一つ話をしてくれません。もはや社会悪なんでしょうかね。
話を聞くとここ20年くらいで倍の値段になっているらしいですね。たばこ葉とか包み紙にインフレが起こっているわけではないので、税金なんでしょう。比例して喫煙人口は減っています。
たばこ値上がりチキンレース、喫煙者がいなくなるまで続くのでしょうか。
ちなみに私もよく「たばこやめたら」と言われます。たばこやめたら年一回ヨーロッパへ旅行に行けそうです。ただ、たぶんやめられません。肺レントゲンに何か写ってたらやめるかもしれませんが。
ちなみにたばこと社労士って見事なほどにリンクしません。実際検証したわけではないですが、「暗黒のバイブル」と呼ばれる社会保険労務六法の中にも「たばこ」という文字はないような気がします。