同僚の「あーもう心が折れそう」という一言がきっかけで始まった話です。
折れそうならまだいいじゃない。私なんかとっくの昔に心なんてへし折れているわけですが、と言ったら何と言われたと思いますか。
「接着剤でくっつければいいんじゃね?」
よーし、今すぐここに持ってこいその接着剤を!心のくっつく接着剤とやらを!
いやまあよくよく考えてみると折れているどころの騒ぎではありません。折れて折れて折れまくって、こなごなになっているような状態です。折れた心をくっつける接着剤があったとしても、もはや原型もとどめていないものをどうやってくっつけるのでしょうか。
毎日毎日みんなストレスフルな環境で心が折れそうになったり折れたりこなごなになったりしながら仕事しているわけです。なかなか浮世を渡っていくのも楽じゃありません。
折れかけた心はまだ何とかなりますが、実際問題として心が折れると元に戻しようがない気はします。かといって「心を鍛える」ということは簡単なことではないので、体育会系思考は人によってはあまり役に立ちません。
そう考えると私の「砂粒」になってしまったガラスのハートはどうしたらいいんでしょうね。もっとも「これ以上折れようがない」と考えるとまだましなのかもしれませんが。