ある先様へ同僚と行った時のことです。応接間に通されていろいろと仕事のお話をしていたのですが、そのうち私ばかり話をするようになり、おかしいなと思って横に座っていた同僚を見ると…
寝てる!
軽くこっくりこっくり舟をこいで時々はっと意識が戻って、でも睡魔に勝てなくてみたいな感じです。いや先様とお話しているのに寝ちゃダメでしょ、と言うかなんでそんなに緊張感ないの?
と、思ったら先様も様子がおかしいわけです。最初はこちらの話に快活に対応していたのですが、私が同僚の「居眠り」に気付いたころから生返事が多くなりました。これは怒らせたかな、と思ってたら…
お前もこくりこくり居眠りしはじめるんかい!
まあなじみの先様ですしそれほど難題な話でもないですし、また昼一番の予定だったので睡魔が襲ってくる時間帯ではあるんでしょうけど、もっと緊張感と言うか、それ以前の話ですよね。
ほっといたら二人とも眠りそうなのでわざと大声で話をし、半分馬鹿らしくなってとっとと話切り上げました。
同僚には後で聞いたら「半野良さんが主になって話をしてくれるし眠たくてつい…」。って「つい」じゃないよ。私もそんなに毎日熟睡しているわけじゃないけどコーヒー大量投入で頑張ってんだから、しっかりしてよう。
職場で机に座って単調な事務作業していたら眠くなった、ということは誰しもあるかもしれませんが、訪問先で、とはなかなかのものです。
好意的に考えると、それだけリラックスして仕事しているということなんでしょうかね。