座る場所と言うと「応接室や会議室で正しい席順はどれか」みたいな社会人マナーの話がありますが、今回はそれとは少し違います。
例によって「先様と面談をするのだけれど、〇〇に詳しくないから半野良さん同席して説明してください」とお願いされた時のこと。まあいつものことか、今回は説明項目多そうだなあ、と概要聞いて準備していざ先様とのお話に入るわけです。
応接室はスタンダードな4人かけソファー。どこが上座でどこに座るかはこの際問題ではありませんでした。先様への説明なので当然私の横には同僚が座り、先様は我々の前に座る、ものだと思ってました。
だって「こちら側」と「あちら側」なわけですし、私はあくまで説明のための「補助係」なわけですから。
そうしたら、何と同僚はためらいもなく先様の横に座って、私が先様&同僚と相対するというわけのわからない席順に。
違うでしょ、あなたはそっちじゃないでしょ。私の横、こちら側でしょ。それに話を私に主導させないで。私はあくまで細部の説明をする役割なんだから!
結局私が先様&同僚に説明をするという不思議な構図となってしまいました。同僚は私の説明にうなずいています。いや、あなたへの説明は事前にしてるでしょってば。
一体何なのだろう。この同僚は普段先様と話をする時に横に座って話をしているのだろうか。接待じゃないんだから。まだお日様出てるから。
よく分からないまま先様への説明が終わり、まあ説明にはご納得いただきましたが、何かビジネスマナー以前のような気がしてなりません。