私は平社員ですがあまり所帯の大きくない会社ですので、以前はそれなりに役員クラスとの「直接コンタクトルート」がありました。まあそれほど太くはないのですが、社労士持ちということもありごくたまにではありますが「半野良君、ちょっと」と呼ばれることもありました。
ただこの数年でその状況が一変し、完全に役員とのパイプがなくなっています。
要因は2つ。もともと役員とのパイプができたのは全社参加の飲み会(忘年会とか歓送迎会とか)だったのですが、これらのイベントがコロナで軒並み無くなったこと。そうこうしているうちに知っていた役員が退任したことにあります。
もっとも役員とつながりがあって何か得があったわけではないのですが、考えてみると上層部とのつながりがなくなったなあ、と。新しい役員とはそうなじみもありませんし話す機会もありません。あったところで別に提言もしないですからどうでもいいですけど。
飲みニュケーションの功罪がいろいろ言われていますが、私こういう機会に上と話をすることが多いですのでそういう意味では顔つなぎになっていたのかなと思います。まあ上だけではなくて他部署の人間とのつながりもこういう時でないと構築できませんしね。
まあ全体統括している管理監督職とはパイプがありますからそれでいいのかもしれませんし、下手に横のつながり作っているせいで他部署から私のところにいろいろ聞きに来たり仕事持ってきたりと弊害もあるのですが。
野心のある人は上とのパイプ作っておいて損はないかもしれませんね。私は野心ないけど。