上司たちは上司たちで下々に聞かれてはまずい話もたくさんあるのでしょうが、最近やけに「上司たちが消える」ことが増えています。どこか応接室や会議室を使って何やらひそひそ話をしているわけですね。
何を話しているのか、その結果が何に現れているのかは下々には分かりようがありません。予定表に「会議」とか書いているわけではないので本当に何かその場でのひそひそ話なのでしょうが。
部下は意外とそういう「怪しい動き」を見ています。まあ見たところで「ねえねえ何話してたの?」と聞くわけもなく、もっとも聞いたところで答えるわけがないんですけどね。
上司会議も似たようなものかもしれません。何時間も会議しておきながら下々に降りてくる情報と言えばたかが知れています。
別に野次馬ではないので何でもかんでも知りたいわけではない(むしろどうでもいい)のですが、ここまでこそこそやられると「あー権力の壁があるんだなー」とは思ってしまいます。そんなに規模大きくない会社なのに。
まあ我々のような下々の民は知らなくてもいいことなんでしょうし、また知らせる気もないんでしょうね。
で、これがある日突然「決定事項」として降りてくることもあります。なぜ唐突にそんな話になる?そう言えば数日前から上司がこそこそしてたな、と。
何もかもあけっぴろげにするのも企業統治としてどうかと思いますが、上司部下の間に壁がありすぎるのもいまいち何だかなあと思ってしまいます。