半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

独学勉強法(109)「朝勉強するクセをつけよう」

このブログでは何回も「勉強時間と睡眠時間は等価」という話をしています。もちろんろくすっぽ勉強せずに寝ててもいいよという話ではなく、十分勉強し十分睡眠を取ることをおすすめしているわけです。

 

その上でもう一つおすすめしたいのが「朝勉強するクセをつける」です。勉強と言うとどうしても夜のイメージがありますし、昼間仕事などしている人にとってはなおさらでしょう。なのになぜ朝なのでしょうか。

 

理由は「朝一番から脳みそをフル回転させることになれる」ことにあります。試験は午前中・午後です。間違っても夕方以降ではありません。ましてや試験当日はたぶん早朝から最後の追い込みにかかると思います。

 

そう考えると、普段から朝勉強するクセがついている人と、今までずっと午前中は脳が死んでいて夜になると元気になるパターンの人とでは差がついてきます。

 

ですので朝から勉強をして脳みそを覚醒させるクセというのは本番に向けて大切になってきます

 

また勉強以外の場面でも、朝から脳みそが回転していると仕事の効率やモチベーションに良い効果をもたらします。普段の生活も充実してくるわけですね。

 

電車通勤をしている人はこのパターンに慣れやすいと思います。たぶんスキマ時間を生かすため通勤時間に勉強していますから。反面車通勤をしている人は事故りますので自宅で勉強しましょう。

 

ちなみに半野良はどうだったかと言うと、朝から勉強したのは「試験本番当日のみ」です。夜型人間だから仕方ありませんが、本試験でのエンジンのかかりは悪かったように記憶しています

 

その反省を踏まえての本日の記事です。

 

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ
にほんブログ村

あきらめるな!「謎の救済」がある

一体何のことかと言うと、事前の予備校などの補正科目予想には出てもなかったのに合格発表で補正科目になっている、という現象です。どちらかというと択一式で出現することが多いようです。

 

補正予想の元となる予備校サイトでの自己採点をしない多数の得点分布の動向に拠るので、合格発表日当日まで誰も予想ができません。ですから目にした人は「なんで?」となる補正です

 

ただどんな形の補正だろうが合格は合格です。私個人は科目に補正が入って合格できたとしても、同じ合格だと思っています。補正で紙一重だろうが満点通過だろうが同じ合格であり社労士です。社労士になった後は試験の点数なんか関係ない世界ですので。

 

それはそれとして、何が言いたいかと言うと今いろんなところで合格基準点・補正の予想が出てきています。残念ながら選択で2点取ったり択一で3点取って、補正予想でかすりもしていなくて半ばあきらめている人もいると思います。

 

何度も言いますが結果はフタを開けるまで分かりません。つまり合格発表日の朝8時半まで誰も分からないですし、何が起こるかも分かりません。私個人は今年は補正科目が極端に少ない、という予想をしていますが、予想が的中するくらい分析力と洞察力と予知能力に長けてたらとっくの昔にロト6の1等くらい当てているはずです。

 

少し話がそれましたが、ともかく何の科目に補正が入るのか、基準点が何点になるかはもう誰にも分からない世界です。合格ライン上にいる人はあきらめず発表当日を待ちましょう

 

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ
にほんブログ村

令和4年版厚生労働白書が公開

と言っても9/16の話ですけど、最新の厚生労働白書が公開されています。一般対策白書マニア待望の資料です。もちろんそんなマニアがいればの話ですけど。

 

今年の冒頭重点テーマは「社会保障の人材確保」です。2040を控え人手不足とされる(それでなくても人手不足の業界ですが)医療・介護・福祉サービスの担い手をいかにして確保していくかが主要テーマとされています。

 

もっともそれ以外にも重要なテーマの施策が掲載されています。けっこうな文量ですので読むには苦労しますが、飛ばし読みでいいですからざっとつかんでおくと良いでしょう。

 

これがどう試験に反映されていくか(そもそも出題されるのか)は試験委員以外には誰にもわかりませんが、来年の社労士試験を受験しようと思っている人は概要くらいは押さえておいた方がいいかもしれません。そこには人材確保のため労働社会保険関連でどう後押ししていくかも書かれています。

 

また簡単なところではこれからの人口推移、高齢者・後期高齢者比率などが出題されやすいでしょうか。2040年にはどうなっているかも含めて勉強になると思います。

 

だいたい厚生労働白書って秋ごろに発表されることが多いのですが、社労士試験勉強上非常にありがたい時期でもあります。まだ試験まで1年近くある中で、勉強に本腰を入れる前に読めるからです。春先になって直前対策本が出てから白書対策をするのは、遅いですし非効率です(主要科目の追い込みに入る時期だから)。

 

ですので比較的ゆるゆるしている秋のうちに白書統計は目を通して、うすらぼんやりとでも概要をつかむことが大切です

 

ただ熟読していると時間がいくらあっても足りませんので、よほど速読に自信のある人以外はおすすめしません。

 

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ
にほんブログ村

社労士試験合格発表まで2週間

社労士試験の合格者発表まで残り2週間になりました。早いような短いような。思えば暑い暑いと思っていたのがすっかり秋めいてきましたのでそういう時期になったのかなとも思います。

 

今年の発表は例年に比べて約1ヶ月早いです。試験センターや連合会が悔い改めたのでしょうか。全てマークシート試験ですからその気になればこの程度で発表はできると常々思ってましたが、それが現実となっています。

 

とはいえ実際に受験した人にとっては長いような短いような、まだ2週間もあるのかよといったところかもしれません。試験自体もはるか昔のことのようにも思え、またつい昨日のことのようにも思えます。

 

試験からこっちの2週間をどう過ごしてきたか、これからの2週間をどう過ごすべきか。人によって違うと思いますが、つかの間の休養に充てられた人もいると思います。はたまたすでに何かしら動き出している人もいるかもしれません。

 

いろんな予備校の合格基準点・補正予想も出そろった頃合いだと思います。今年はどこかドンピシャで当ててくるでしょうかね。毎年いろんな不確定要素があって合格日に「えっ!?」という展開がありますので、今年はどうでしょうか。

 

選択式で0点科目があるとか、択一式の合計点が30点台以下とかでなければフタを開けるまで何が起こるか分からないのが社労士試験です。これは逆のことも言えます。択一式50点台選択式30点台補正待ちなしでない限り、何が起こる分かりません

 

いろんなドキドキも残り2週間です。吉と出ることを信じて、待ちましょう

 

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ
にほんブログ村

夢見る「ダブルライセンス」

首尾よく社労士試験合格し登録した時に、他に何の資格があるといいかという「ダブルライセンスの話」は以前したことがありますが、いささかおふざけが入っていたので今回は至って真面目な話です。

 

もし私が「社労士の他に持ってたらいい資格ってありますか?」って聞かれたら「そりゃ弁護士でしょう」って答えますが、ハードルをぐっと下げて社労士取れるくらいの人なら十分狙える資格で行くと「ファイナンシャルプランニング技能士」という結論になります

 

なぜか。もちろん行政書士や衛生管理者・簿記をないがしろにするつもりはありません。やっている仕事、やりたい仕事によってはそちらのほうが親和性があると思います(前者は開業、後者は勤務)。

 

なのになぜFPを推すかと言うと、一つは「収入と所得の違い」「住民税課税非課税って何ぞや」という税法の基本を知っておくことの大切さです。これクライアントは知りたがるところですので、知らないとスマホで検索するハメになります。

 

もう一つ、労働社会保険が発動する時ってだいたい「ろくでもないことが起きた時」です。労働者にとっては「何でいくらもらえる」だけではなく「この先の生活に不安を感じる」こともあるでしょう。そういう時にFP技術というのは「先の見通し」を立てるために役に立ちます

 

あと中小企業相談業務もFPコースの中にあるので労務管理と合わせて強みになると思います。

 

できればFP1級(CFP)を狙いたいところですが、級ごとに受験資格(実務経験等)があるので3級からステップアップすることになる人もいると思います。社労士勉強を本気で取り組んだ人なら、それほど苦にしないと思います

 

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ
にほんブログ村