桜が咲いてくると考えるのが「ああ、そろそろ社労士会の年会費の時期だなあ」ということです。
社労士という資格は試験合格し登録するだけでは終わりません。毎年年会費という名の「上納金」を納めないと社労士を名乗ることすら許されません。ということで今年もまた万単位のカネを納めないといけないわけです。
私の場合、上納金に見合ったリターンはありません。開業しているわけでもないから事業収入ありませんし、かといって資格手当は遠く及びません。勤務社労士ですが勤務社労士の仕事しているわけでもなく、時々何か聞かれる程度です。
ただ単に資格を維持するためのお金です。もっともこれくらい払っているから「最新の情報を仕入れておかねば」とか「労務管理とか勉強して詳しくならねば」と思うわけですから、そういう意味では意味があるのでしょう。
たとえあまり役に立たなくても。
他の仕事関連の資格とかは別に年会費とかかかるわけではなく、名乗りっぱなしで済むわけですから、社労士あたりの資格がちょっと特殊なのかもしれませんね。
ただ痛い出費であることに違いはありません。たとえ理性で理解していても、ケチな本能が警告してきます。万単位だぞ、本当に払っていいのかと。まあ本能に負けて退会したとして、何かの好機が巡ってきて再登録する時は入会金だ何だで数万では済みませんから払うんですけどね。
それにしても金のかかる資格です。これから受験する人も、これから登録する人も「社労士になって何がしたいか」をよく考えてから登録するとよいでしょう。