今でこそ社内で「ケチ」「金貯めてそう」と思われていて、かつ特に趣味もなくスマホの課金などもってのほか、無料で済ますことが多い私ですが、何年か前までは休日に欠かさずパチンコにいくという生活でした。前職の時はもっとひどくて、仕事終わりに必ずパチンコに行っていたくらいです。
やめられたきっかけは社労士試験です。勉強時間を作り出そうと考えていて、勉強中はパチンコやめるか、ということを思い立ち、合格後も特に行く気にもならずそれっきり。新聞の広告やYoutubeの動画見ても特に行くこともありませんでした。
ところが先日、休みにバイクで外出しているときに急に腹痛がして仕方なくパチンコ店でトイレを借りました(あまり褒められた行為ではないのですが)。
その時です。ホールを見渡して「打ちたいな」という気持ちが出てきました。
もう何年もパチンコに行っていないし、前を通っても入りたいとも思わないし、完全に縁が切れたと思っていたにもかかわらず、脳が「打ちたい」と叫ぶわけです。
もちろん打ちはせずとっとと帰りましたけど、脳っていつまで覚えているんだ、と怖くなりました。もちろんそういう射幸性を高めるよう設計されているのでしょうが、何年も経つのにねえ。
依存症って治ったように見えて治らないと聞いたことがあります。10年酒やめてたアル中がたった一杯で元通り、という話もよく聞きます。
私はそこまで病気レベルほど依存ではない(と思う)のですが、パチンコやりたいという気持ちが出てきたのは怖かったです。