社労士の業務範囲に関する法令は多岐にわたる上すげえ頻度でマイナーチェンジが行われます。その情報を得るのと知識のアップデートをするのに四苦八苦します。
開業されてるセンセ方は昨年から今年、コロナ関係でずいぶん厚労省に振り回されたのではないでしょうか。
はっきりいって霞ヶ関が何を考えているのか理解しがたいです。ちょっと落ち着け。
ほとんど実務にからんでいない、半分野良猫みたいな私でもいちおう最新の情報は仕入れておかないと、いざという時に恥をかきますので新聞は毎日読みますし昼休みに厚労省のHPに行ったり、あとは社労士会連合会の裏ページをチェックしたり、一ヶ月遅れにはなりますが社労士登録すると強制的に送り付けられてくる「月刊社労士」なるものでチェックしたり。まあ大変。
法改正情報を仕入れないと大変なのは受験生も同じですよね。
ただ、受験生の皆様には強い味方がいます。予備校なり出版社です。多くのところがホームページ上で改正施行情報を随時流してます。これは必ずチェックして、テキストを随時書き換えましょう。
あと、新聞ニュースで「労働社会保険関連ニュース」をチェックすること。時事レベルに強くなれるのと、統計とかの概要も出たりします。そこから詳しく知りたければ厚労省HPに行けばいいです。
ただ1点要注意。法律は「成立」→「公布」→「施行」という段階を進みますが、公布されてもすぐ施行されるとは限りません。試験に出るのは基準日(例年4月上旬)時点で「施行」されてるものだけです。
今国会ではいろいろなスキャンダラスな話題の影で「社会保険関連の諸法案改正」が審議されてますが、成立してもいつ施行になるのか注意しましょう。