聞いたことがある人もいるかもしれませんし、紙おむつのことかと思う人もいるかもしれません。ちなみに紙おむつ全国シェア一位は「メリーズ」です。これは社労士試験には出ません。
それはそれとして、パーパスって何かというともともとの意味は「目的」とかそういうことらしいです。転じて企業のパーパスという言い方をすると「企業の存在意義」といったところでしょう。企業理念とほぼ同一視してもいいかもしれません。
この社会でその企業が何のためにあるのか。何を目的としているのか。それを短くまとめた言葉が「パーパス」だそうです。
何が言いたいのかと言いますと、そういう企業理念や企業の存在意義というものは上の方々は理解しているかもしれません。ところが下々の社員までそれが行きわたっているかと言うと必ずしもそうではありません。ただの歯車や賃金を得る手段と成り果てているケースが多々あります。あなたはどうでしょう。
社員のやる気、という意味では自分が例え歯車だとしても何のための歯車なのか、それを知っている知らないではモチベーションに大きな差が出てきます。働き甲斐を感じるか感じないかですね。そのため企業理念と言ったら何か大げさな感じがしますので「パーパス」という形で、比較的短い言葉で企業の存在意義を示すことが大切、ということです。
もちろんパーパスが直接社員のモチベーションにつながるわけではありません。パーパスを達成するためのビジョンが必要ですし部署ごとのプランが必要になります。そこから社員ごとの目標や意識が導き出される、とまあそういうことらしいです。
らしいですという言葉で締めた理由は、うちも企業理念か何かあるでしょうが私自身知りませんし知る気もないですし歯車ですし、という忠誠心に欠ける社員だからでしょうね。