…と、いうのは年金事務所がよく言うセリフです。一体どういうことなのかというと、遺族年金と障害年金の存在のことを言っています。
先日ぼんやりと厚生労働省HPから「年金数理部会議事資料」だったかな、それを見ていて思ったことです。国民年金にまつわる資料でしたが、そこには何人が年金受給しているか書いてました。
障害基礎年金(1級・2級)受給者、何人だと思います?
約200万人です。
身体知的精神といった障害の別は書いていないのでわかりませんが(調べればすぐ出てくると思う)障害基礎年金2級は障害別に認定基準はありますが目安としては「日常生活に著しい制限があるもしくは制限を加える」レベルです。
そのレベルの障害になる確率を考えると、200万人という数字は大きい気がします。ここに厚生年金である「障害厚生年金(3級)」を加えるともっと大きな人数になると思われます。
条件を満たしていれば強制加入となる厚生年金は別として、国民年金なんか40年払っても65歳からたかだか月額約65000円しかもらえません。だから年金保険料を納付しない人も多いです。ただ、もし万一障害を負ったときに障害年金がもらえるかどうかは大きいです。
もっとも障害基礎年金2級も月額約65000円(+年金生活者支援給付金約5000円)ですからそれだけで食えるかと言うと難しいとは思いますが、無いよりはましです。
だからもし経済的に苦しくて年金保険料払えない人は免除や納付猶予の手続きはしておくべきです。「滞納」が一定期間あれば障害年金もらえませんから。