択一式試験問題もさらっと目を通してみました。難易度としては去年より高い気がします。と言うか問題ごとの難易度にばらつきがあるような感じがしました。
まずいきなり受験生の気持ちを折りにくる「労基法第一問」の事例問題。冷静に考えれば解けると思いますが、いきなり計算問題まがいの事例設問だと「えっ」と思うことと思います。
あと今年は個数問題やけに多くないですか?労災保険法に至っては2問連続個数問題と言う、受験生なら目を疑う問題配列となっていました。
組み合わせ問題も「2つ組み合わせ」が主流でしたが「3つ組み合わせ」が出てましたね。今年が初登場でしょうか。2つ組み合わせ問題はいわば「ボーナスステージ」に近いのですが、3つ組み合わせ問題は難易度が上がります。
問題内容としてはやや実践的な方向に触れているものの、テキストで解ける問題が割と多い気はしました。障害年金認定基準も出てましたが基礎的な内容でしたので特に問題はありません。
ただ先述のように問題形式が「受験生の心をヘシ折りに来る」内容で、ここで精神的ダメージを受けた受験生も多いでしょう。またそれほど長文化はしていませんが、まんべんなく長い文章での問題構成だったように思います。
選択式より択一式で苦労した人が多いかな、という印象でした。
さて、今の私にこの問題を解く自信はありません。合格して何年もブラブラしてたらこうなります。やっと勉強から解放されたと思っている受験生も多いと思いますが、合格しようがしまいが勉強はずっと続いていきますよ。