昨今某大リーガーの元通訳がギャンブル依存で億単位の金を使ったとかメディアで騒がれています。そのたびに専門家が出てきていろいろ話をしています。あれを見て「怖いなあ」と思っている人もいると思います。
ただ、ギャンブル依存というものはみなさんが思っているよりかなり身近に存在します。誰でも陥る可能性があるわけですね。
日本では賭博は公営のものと、パチンコくらいのものです。私はギャンブルやったことがないから関係ないと思っている人もいるかもしれません。ただ、一度やるとハマりこんでいく人は、多いです。
なぜなら人間の脳がそうできているから。報酬と快楽を求めるように設計されています。そこにきっかけがあると、簡単にギャンブル依存になります。
やって苦痛に感じるものは誰もやりません。脳が欲するようになるからのめり込むわけですし、そういう仕組みになっています。
ですので他人事ではないわけです。
で、問題になるのは「自分の収入を超えたレベルでやる」からです。金を借りるとか、金を奪ってまでやりはじめるレベルですね。この時点になると自制が効かなくなります。
やめるためには他の「やって楽しいこと」を見つけるか、どん底に落ちるかどちらかしかありません。
と、若いころにパチンコに狂っていた私が言ってみます。私の場合社労士試験がきっかけでやめたわけですけどね。