何を当たり前のことを、と思っている人が多いと思います。ところがこれがたまにあるんです。試験会場に鳴り響く呼び出し音またはバイブ音、音源に向かって駆け寄る係員。荷物まとめてすごすご退出する受験生。本試験では、基本鳴らした時点でアウトです。マナーモードすら許されません。
今も変わっていなければ、試験前に封筒2つが配られます。スマホや携帯の電源を切り、封筒に入れ、封をした状態で自分でカバンか何かに入れて保管します。2つ配るのは、1つは選択式の前に使い、昼休みは破って出して使って構いません。午後の択一の前にもう1枚の封筒に入れます。だから2つです。
この時、確実に電源が切れているかどうか怪しい方が稀にいるのです。「スリープ状態を電源オフと勘違いしている」や「切ったつもりなのに知らぬ間に再起動している」「そもそも電源切り忘れている」です。
普段あまり電話かかってこない人や、周囲に試験だから出られないよと公言している人でもこんな時に限ってかかってきます。中には「本当に試験行ってるか、電話かけてみようぜ」とかやってしまうお茶目な知人友人もいるかもしれません。
そんな時に「ただのスリープ状態だった」などということが重なれば、見事1年の苦労が水の泡と化します。
何を言っているんだ自分のスマホ・携帯の電源の切り方くらい知ってるわい、そんなポカ誰がするもんかね、と思っている人が大多数でしょう。でも、改めてその電源の切り方が正しいのかは事前に調べることができます。本試験では封をする前に指さし確認しまくりでちょうどいいくらいだと思います。
こんなくだらないことで1年を棒に振るより一万倍マシです。
あなたのスマホの電源の切り方、本当に正しいやり方ですか?