社用の封筒が少ないな印刷しておこう、備品がなくなってきたな総務に言っておこう、ロッカーに書類がたまってきたな段ボールに入れて書庫に入れてこよう、お客様にもらう定型文書のストックが少ないな印刷しておこう…うちの職場ではこういうのは「誰がやる」が決まっていません。気づいた人がやることになっています。
では誰が気づいているか。私です。だから気づいた端から私がやっています。みんなが困るといけないし職場環境や仕事を進めるうえでも大切だから。急ぎでいるものが欠品していたり、ロッカーがぎゅうぎゅう詰めだと困るだろうと思い。
そういう「善意」って言うんでしょうか。善意でもないと思います。誰しも気づけばやればいいことなのに、なぜか私に集中しています。
そしてそんなことをしていると「その仕事は半野良の仕事」と錯覚する人が出てきます。「ロッカーいっぱいだから書庫に入れておいて」「封筒ないから印刷しておいて」と。
ちょっと待てお前ら状態です。以前自分の労働効率化のため上に報告して、かつ各々でやらせろもしくは上がもう少し考えて音頭を取れと提言したことがありますが、一向に改善しません。
これは一体何なのだろうかと、たった1枚だけ残った社用封筒のストックを見ながら思ったことでした。使った人は残り一枚だということに気づいていると思うのですが。
誰でもやろうと思えばできる体制を作っても、結局それをするしないは個々人の問題になってくるんでしょうかね。不思議なものです。