半分野良猫な社労士の憂鬱

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本試験の心得(7)「科目毎の時間配分」

試験時の時間配分をどう考えるかを少し考えてみましょう。

 

選択試験は8科目40問で80分、択一試験は7科目70問で210分です。単純に科目数で割ると選択は1科目10分、択一は1科目30分です。ただし、トイレタイムやマークチェックを考えると選択で10分、択一で15分は余裕が欲しいところです。

 

そこから逆算しますと、選択は1科目9分くらい、択一は1科目27分くらいといったところでしょうか。

 

これを短いと考えるか長いと考えるかです。選択も択一も1問に5分も6分もかけられません。選択は20の肢を探すのにも数秒ロスがありますし、択一は3分弱で1問解かないと間に合いません。これは問題の難易度や文量にもよるので(例えば択一の長文問題で答えがEの場合一番時間がかかる)一問何分という話はできません。

 

そこで目安にするのは、おおむね試験時間マイナス10分を「4」で割り「2科目通過チェックポイント」にしてしまうことです。

 

実例で行きます。

選択試験は80分ですのでチェック時間除いて70分とします。8科目ですので1科目8分45秒です。2科目で17分30秒です。端数をのけて17分としましょう。

試験開始は10時30分です。すると労基・労災が終わるのは10:47です。雇用・労一は11:04、社一・健保は11:21、厚年・国年は11:38です。残り12分。

 

択一試験は210分ですのでチェック時間除いて195分とします。7科目ですので1科目27分50秒、2科目で端数をのけて55分としましょう。

試験開始は13時20分です。すると労基・労災が終わるのは14:15、雇用・一般が終わるのが15:10、健保・国年が16:05、厚年は半分ですので16:32となります。残り18分。

 

もっとも気にしすぎると時計が気になりますし、機械的にそんなにうまくはいきません。難問奇問が出ると自然手が止まります。ただ一つの目安として頭の片隅に入れておくと管理しやすいです。

 

ちなみに「そんなに何時何分なんて覚えらんねぇわ」という方は、1科目毎の時間配分(選択8分択一27分)を覚えておいて、実際どれだけかかっているかだけ考えて、早く進んでいるか遅いか。そこで調整してみましょう。